今でも馬鹿な事をしていたなって思っています。

皆様は「卵」は当然ご存じかと思います。そしてこの卵、世間で「完全食品」と言われていて、それだけの栄養を備えている事もご存じだと思います。

 

私が馬鹿なのは、「完全食品」の意味をはき違えていた事です。要するに、完全食品である卵「だけ」を食べていれば、他は何も食べなくても生きていけると考えていたのです。

 

何故そのように考えていたのかという背景ですが、それは私が一時期仕事でとても忙しい時期があって、その時は朝食やお昼などを食べる「準備」が非常に鬱陶しいと思っていたのです。そもそも食事の準備そのものが苦手というのもありますが・・・。

 

かと言って出前などを注文すると、余分にお金が掛かり本末転倒なのでそれも出来ない・・・となると、さしたる準備も必要がない、しかもお金も掛からないという食事をと色々考えた末に、「完全食品」である卵に目を付けるようになったのです。

 

決断してから、食事の9割は卵になりました。5パック程買いだめして、朝昼晩の3食を「卵だけ」又は「ほとんど卵」という食生活になってしまったのです。

 

元々食事に対して執着もなく、基本「お腹いっぱいになれば何でもいい」と思うタイプなので、この愚考に行き着いたのだと考えており、実際仕事場に「卵弁当」を持っていった際は、周囲に怪訝な目で見られました。(それ以来こっそり食べるように)

 

ただ、元々料理のレパートリーが少ない私は、「スクランブルエッグ」と「ゆで卵」程度しか出来ず、半ば無理矢理それを毎日のように「メインで」食べていました。他の料理を覚える事もなく、色々な調味料を使用して誤魔化していたのが現実です。

 

もっとも、いくら「完全食品」だからと言って健康に対し一縷の不安があったのも事実で、サプリなどを毎朝服用して調整したつもりになっていたのです。

 

ですが、まもなく「卵ばかりの生活」は終わりを告げました。何故なら、体重増加と吹き出物が凄い事になったのです。たかだか1週間で1kgの増加、消えない顔の吹き出物・・・この食生活をやめるのは十分な材料です。

 

胃腸の調子も悪くなりました。それに伴い便秘がちになり、暫くはそれに悩まされていた記憶がまだ新しいです。当然です。ほとんど野菜を食べていないのですから。

 

聞きかじった情報だけを鵜呑みにしてそれを頑なに信じ、自分では一切何も調べようとせずに貫こうとするその馬鹿さ加減に、さすがに自分が情けなく思いました。